水おしろいを選ぶときも、リキッドファンデーションに準じます、
大きく分けてこの2つです。
・エタノール(化粧品に配合するアルコールのこと)が
入っているか入っていないか。
→化粧品本体や外箱、外装には、その化粧品はなにで作られているのか、
その成分が配合量の多い順に表示されています。
そちらを見て、「水」、「○○○」、「エタノール」・・・など、
表示の最初の方にエタノールが入っているものは、
エタノールの配合量が多いものです。
エタノールの特徴の一つとしては、使用感をさっぱりとさせる、
肌を引き締める、という特徴があります。
そのため、肌の油分が多く皮脂が出やすい、テカリやすい、という人には
エタノールが配合されている
ファンデーションを選ぶ、というのが目安となります。
ですが反対に、乾燥しやすい人がエタノールの配合の多いファンデーションを
使うと、お肌の水分を奪って肌がかえって乾燥してしまいやすいので、
エタノールの配合量が少ないものか、あるいは、エタノールが入っていない
ものを選ぶようにしましょう。
・保湿成分が入っているもの。
→なぜなら、保湿成分が入っているものは、メイクをした後の
お肌の油水分の状態をよい状態に保ってくれる効果が高い
=メイクのもちがいい、からです!
メイクをしたら、できるだけ長く、そのよい状態を保ちたいものですよね。
ですが、程度の差はあれ、誰しもメイク崩れは起こります。
メイクが崩れている状態とは、
=肌の上に塗られているファンデーションのつき具合が、
ついている箇所と、ついていない箇所とが混在して、
肌の上でまだらになってしまっている状態、です。
そして、そのまだらになって崩れてしまう原因は、
主に乾燥によるものと、油分過多によるものとに大別されます。
乾燥による崩れは、お肌の潤いが足りなくなるから。
油分過多による崩れは、皮脂の分泌がもともと多いから。
ということのほかにも、
インナードライ(肌内部の水分が足りず、その水分を補おうとして
油分が過剰に肌表面に分泌されてしまうので、表面上は油分が多く
テカったように見えている肌の状態)によるものが挙げられます。
お肌は、水分と油分のバランスが整っていてこそ、
うるおいのあるなめらかな肌状態を保つことができます。
ですので、「乾燥」、「油分過多」。
このいずれの場合でも、メイク崩れを起こしにくくして
できるだけ長くメイクをした肌を快適に保つためには、
お肌の油水分のバランスを適度に保つ、ことがその改善策、なのです。
そこで、ファンデーションに保湿成分
(例:グリセリン、マルチトール、アミノ酸、ヒアルロン酸、シルク、など)
が入っているものであれば、入っていないものよりも
より肌の潤いを保つ効果がある、ということなので
いいファンデーションである、という目安ができます。
各メーカーによっても、どのような成分が「売り」で、
どのような仕上がりの効果があるか、ということを考えられて
作られていますので、商品を買うときには、外箱や外装、広告や
メーカーのウェブサイト、口コミ、店員さんの話し、などなど・・
そのファンデーションは、何が売りなのか?
ということを総合的にみながら選んでいます。
(わたしの経験上、保湿成分がほとんど入っていないファンデーションは、
肌がごわついたようにみえたり、きしんで見えたりするような感じがあったり
短時間でメイク崩れが起こってしまいました)
もちろん、どのようなファンデーションであっても、
メイク直しでその都度まめにリタッチができればいいのですが、
そもそも、いいファンデーションを使っていれば、
おのずとメイク直しの回数も減りますし、
なにより、お肌がメイクをしたてのキレイな状態をキープできますからね!
ぜひ、ご参考にしていただけたらと思います。
そして最終的には、手にとってみたり、肌につけたりしてみて質感を確かめ、
実際に購入するものを決めています。